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アド・サイエンス

このページでは、「AOL」社の製品を販売している「アド・サイエンス」のハイスピードカメラについて紹介しています。

アド・サイエンスのハイスピードカメラ

高耐衝撃性能ハイスピードカメラ

アド・サイエンスの製品写真1
引用元:アド・サイエンス公式HP(https://ads-img.co.jp/mv/aos/high-g-speed-camera/)

アド・サイエンス社が取り扱っている「高耐衝撃性能ハイスピードカメラ」の特徴は、その名の通り、高い衝撃性を持っていること。これにより、研究開発のシーンで求められる激しいアプリケーションに対応することができます。
多様なカメラコントロールに対応していることはもちろん、軽量コンパクトなモデルのため、ポータブル性も高く、さらに内部メモリによる録画もできるようになっています。タフなシーンで活用できるハイスピードカメラです。

撮影速度(fps) 2500fps、1000fps、4000fps、570fps
シャッター速度 記載なし
解像度 200万画素、400万画素、100万画素
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ 4GB~16GB、1,3GB~10.4GB

ハイスピードカメラ

アド・サイエンスの製品写真2
引用元:アド・サイエンス公式HP(https://ads-img.co.jp/mv/aos/non_g_rated_hispeed_camera/)

アド・サイエンス社が取り扱うハイスピードカメラのスタンダードモデルです。対応フレームレートは最大4000fpsと、ハイスピードカメラとして求められる高速度をしっかり持ちつつも、FullHDまで撮影できる高解像度モデル。
また、こちらもコンパクトなためポータブル性が高く、さらに大容量の内部メモリに録画ができます。フレームレートを高めたい場合は、解像度を落とす必要があるため、目的用途によっては注意しましょう。

撮影速度(fps) 2800fps、4000fps
シャッター速度 記載なし
解像度 200万画素、100万画素
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ 4GB~128GB

MIL規格対応ハイスピードカメラ

アド・サイエンスの製品写真3
引用元:アド・サイエンス公式HP(https://ads-img.co.jp/mv/aos/defense-and-airborne/)

アド・サイエンス社が供給するハイスピードカメラのなかでも、一般的にアメリカ軍の物資調達に使われる規格である「MIL規格」に対応しているモデルです。機種としては2種類のカメラがラインナップにあり、それぞれ「MIL810」あるいは「MIL461」に従った設計がなされているため、過酷条件が課されるアプリケーションにおいて使用することができます。
解像度およびフレームレートも、高いレベルを有しています。内部メモリに録画できるため、使い回しも良いでしょう。

撮影速度(fps) 500fps
シャッター速度 記載なし
解像度 290万画素、130万画素
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ 1.3GB~10.4GB

アド・サイエンスのハイスピードカメラは、衝撃吸収力が高く、MIL規格にも対応したカメラを扱っていることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

アド・サイエンスのハイスピードカメラの活用事例

自動車テストの活用事例

アド・サイエンス社が取り扱うハイスピードカメラは、高い衝撃性を有するため、自動車の衝撃テストでも活用されています。例えば、自動車の前に自転車が飛び出してくる状況をテストする際などに車載カメラとして使われており、実際の事故がどのような被害をもたらすのかを実験できます。

防衛兵器の実験撮影

※引用元:アド・サイエンス公式HP
(https://www.aostechnologies.com/videos/defence-applications/)

一般的に、アメリカ軍の調達物資の適合規格として知られている「MIL規格」ですが、アド・サイエンスでは提供するハイスピードカメラに、この規格をクリアしている機種があります。そのため、防衛兵器の開発や性能実験などの現場でもアド・サイエンス社のハイスピードカメラが使われていることは、決して驚きではないでしょう。

兵器のテストとなれば、相当の過酷環境であることがわかります。そのような現場でも使われているハイスピードカメラであれば、様々な過酷環境でも活用を想定できることでしょう。

アド・サイエンスの特徴

AOS社の製品を供給

「AOS Technologies」社のハイスピードカメラを供給しているアド・サイエンス。同社はハイスピードカメラはもちろん、高速画像ストリーミングの分野でも、他を牽引するメーカーとして知られています。「内蔵メモリ」や「高解像度」といったキーワードでも優位性があるため、アド・サイエンス社のカメラを活用している現場も少なくありません。

カメラの導入は、パッケージシステムとしても提案できる同社。これからの導入を検討している方でも相談できます。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

その他アド・サイエンスが取り扱っている製品

アド・サイエンスのその他の製品を紹介していきます。自社のニーズに合うものを比較検討する際に、ぜひお役立てください。

shr461XGE

モノクロタイプのshr461MXGEとカラータイプのshr461CXGEとがあります。いずれも、インターフェースとして「10GigE」、そしてセンサーとして大型素子を利用した高解像度カメラを採用。センサーはSony社製です。最大1億180万画素 (11648 x 8742)での撮像ができるので、低解像度カメラが複数ある場合など、まとめて置き換えたいと考えている方にもおすすめの製品です。シャッター方式は「ローリングシャッター」です。-10℃ から +70 ℃の環境下で動作します。

近赤外カメラ(SWIR)

可視光領域で物体の形を撮影する仕様になっている産業用カメラや、あるいは非可視光領域で物質の特性を撮影することを主な目的として設計されている特殊波長カメラとは異なり、近赤外カメラは「~1700nm」で物性や傷などをとらえるのに特に適した機能を備えているカメラです。Allied Vision Technologies社のAlvium SWIR対応シリーズのほか、Allied Vision Technologies社製のGoldeye SWIR対応シリーズ、そしてSVS-VISTEK社製の SWIRシリーズなどが対象製品です。

コンパクトカメラ

「Alviumシリーズ」「FXOシリーズ」「Victoremシリーズ」などがコンパクトカメラの対象製品です。Alviumシリーズはコンパクトさや汎用性の高さが魅力。モジュール性を実装しています。FXOシリーズはアナログカメラに置き換えたいときに便利です。一方、VictoremシリーズはUSB3.0カメラのアップグレードに向いています。また、注目すべき特徴はすぐれた耐環境仕様になっている点です。-30℃から65℃までの環境で使用できます。

紫外線カメラ

紫外線カメラの対象製品は、Sony社製のUVカメラIMX487です。IMX487はUV対応素子を採用。産業用検査に適した200nmから400nmまでの波長に対応可能であるため、産業用の検査でも活躍します。数ある紫外線センサーの中でも810万画素という高い解像度を有しているので、検出精度をアップさせることが可能です。また、検出対象が小さい場合にも重宝するでしょう。さらに、コンパクト化技術および低ノイズ撮像性能が搭載されているところも注目ポイントです。

ラインカメラ

主な対象商品がいくつかあります。ひとつは省スペースを実現するコンパクト設計であり、かつ汎用適合モデルでもあるallPIXA neoシリーズです。解像度は4k/6kピクセルで、ラインレートは105kヘルツまでです。また「ハイエンド」「次世代通信規格モデル」がコンセプトとなっているallPIXA evoシリーズも対象商品です。解像度は8k/10k/15kピクセルで、ラインレートは100kヘルツまでです。TDIオプションが用意されています。特定波長対応モデルであるallPIXA SWIRシリーズも同じく対象商品です。解像度は512/1024ピクセルで、ラインレートは40 kヘルツまでです。

アド・サイエンスの会社情報

所在地 千葉県船橋市本町2-2-7 船橋本町プラザビル4F
営業時間 記載なし
電話番号 047-434-2090
公式サイトURL https://ads-img.co.jp/mv/
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。