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ディテクト

ディテクトでは、ハイスピードカメラ映像など動画の解析ソフトを開発しています。カメラから取り込まれたリアルな映像と、コンピュータ内のバーチャルな世界を整合させてリアルな世界にフィードバックすることによって画像処理の可能性を追求しています。

ディテクトのハイスピードカメラ

HAS-DX

ディテクトの製品写真1
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_D10.html)

フルHD(1,920×1,080px)において2,000fpsを実現したフラッグシップモデル。USB3.0接続でノートPCでも制御可能なため、手軽に高精細高速度撮影を行えます。高速IFによって遅延なしでライブ映像を確認することも可能。
また外部同期、外部トリガーによるマルチカメラ同期撮影にも対応しています。タブレットPCを意識した明快なGUIを採用しているため、機動性の高い現場運用が可能です。

撮影速度(fps) 最大100,000fps
シャッター速度 1μs
解像度 1,920×1,080px
記録時間 記載なし
感度(ISO) 20V/lx.s(モノクロ)/6V/lx.s(カラー)
重量 1,320g
メモリ 8GB(標準)/16G(オプション)

HAS-D73

ディテクトの製品写真2
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_d73.html)

USB3.0接続のハイスピードカメラ。
ノートPCとオプションバッテリーによって、運用する場所を選びません。1280×1028pxで2,000fpsの撮影が可能。高速IFにより、遅延のないライブ映像が確認できます。
1回のテイクに対し、複数の動画ファイルの切り出し保存が可能なほか、録画後は映像のスローモーション再生即時可能です。外部同期、外部トリガーによりマルチカメラ同期撮影対応なため、ステレオ3次元計測や、ステレオPIVにも対応します。タブレットPCを意識した簡単なGUIで、機動性の高い現場運用が可能です。

撮影速度(fps) 最大15,000fps
シャッター速度 1μs
解像度 1,280×1,028px
記録時間 3.27秒@2,000fps・1,280×1,028px
感度(ISO) 20V/lx.s(モノクロ)/6V/lx.s(カラー)
重量 1,320g
メモリ 8GB(標準)/16G(増設モデル)

HAS-D71

ディテクトの製品写真3
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_d71.html)

照明が厳しい環境下でも鮮明な高速撮影が可能なハイスピードカメラ。
USB3.0に対応でホストPCを選びません。ホットスワップに対応し、PCと切り離して単体で運用することもできます。
トナー・インクジェット噴霧状況の分析、コイル巻き取りの銅線のブレ挙動解析、コンクリート破壊時の亀裂の観察など、幅広い用途に対応しています。

撮影速度(fps) 最大120,000fps
シャッター速度 1μs
解像度 640×480px
記録時間 記載なし
感度(ISO) 38V/lx.s(モノクロ)/20V/lx.s(カラー)
重量 約1.2kg
メモリ 8GB(標準)/16G(増設モデル)

HAS-U2

ディテクトの製品写真4
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_u2.html)

210グラムの手のひらサイズで530万画素という高精細のハイスピードカメラです。
USB3.0高速インターフェースに対応しており、2GBの内蔵メモリを使ったメモリーカメラと、実転送速度300MB超の高速シリアルバスを使ったフレームグラバーカメラという2通りの使い方ができるハイブリッドタイプ。
メモリ使用時にはUSB3.0の有効速度を超えたセンサーのフルスペック運用が可能となります。

撮影速度(fps) 最大7,500fps
シャッター速度 10μs
解像度 2,592×2,048px
記録時間 4秒@100fps・2,592×2,048px
感度(ISO) 7.7V/lux.s(550nm時)
重量 約210g
メモリ 2GB

HAS-U1

ディテクトの製品写真5
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_u1.html)

記録用メモリを内蔵しているカメラとしては小型軽量な、210gのハイスピードカメラ。
2GBの内蔵メモリを使ったコマ落ちの心配がない「メモリーカメラ」と、実転送速度300MB超の高速シリアルバスを使った「フレームグラバーカメラ」の2通りの使い方が可能です。セルフパワータイプのUSBハブを利用すれば、4台、8台、16台など目的に合わせたマルチカメラシステムを容易に構築できます。
DMA転送モードでは、64bitOSによる大容量メモリを使った直接記録撮影のほか、リアルタイム処理用センシングデバイスとしての活用も可能です。

撮影速度(fps) 最大4,000fps
シャッター速度 10μs
解像度 1,280x1,024px
記録時間 9.1秒@200fps・1,280x1,024px
感度(ISO) 7.7V/lux.s
重量 210g
メモリ 2GB

HAS-EF

ディテクトの製品写真6
引用元:ディテクト公式HP(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_EF.html)

100万円を切る価格ながら、250fps@2,560×2,548pxの撮影速度を実現したコストパフォーマンスの高いモデル。
フルスペックの撮影でもコマ落ちがありません。
付属している撮影用のコントロールソフトウェアは使いやすさを重視しており、ヒストグラム、グリッド、ライブ画像回転、フォーカスピーキングなどの補助機能を搭載しています。ホストPC1台で複数台の同期撮影が可能です。

撮影速度(fps) 最大14,000fps
シャッター速度 1μs
解像度 2,560×2,548px
記録時間 4.8秒@250fps・2,560×2,548px
感度(ISO) 6V/lux.s(550nm時)
重量 記載なし
メモリ 6GB

ディテクトのハイスピードカメラは、製品によって多種多様な撮影が可能になることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

ディテクトのハイスピードカメラの活用事例

一眼レフカメラのシャッターが切れる様子

※引用元:ディテクト公式YouTube
(https://www.ditect.co.jp/movie/893.html)

一眼レフのカメラのシャッターを切る瞬間を高速撮影しています。
シャッター速度は1/4,000秒。ミラー(レフ板)が跳ね上がってセンサーに光が入った次の瞬間、シャッター幕が降りてきて光を遮ります。
次にミラーが降りてきて、撮影者は再びファインダー越しにレンズの向こうの光景が見られるようになります。降りてきたシャッター幕が軽くバウンドする様子まで詳細に捉えられるのは高速撮影ならではです。

自動車衝突実験におけるダミーの挙動解析

※引用元:ディテクト公式YouTube
(https://www.ditect.co.jp/products/software/case/949.html)

自動車の衝突イベントで人体がどのような挙動を取るかを、実験用ダミーで検証しています。
ダミーの頭部、肩、腰、膝とシートにつけたターゲットの変位データと、ダミーに内蔵された加速度計のデータを併せて解析することで、どの程度の傷害を生じる可能性があるかを分析・予測できます。ハイスピードカメラ2台を同期させれば、3次元計測が可能になります。

ディテクトの特徴

ハイスピードカメラと動画解析の専門メーカー

ディテクトは「お客様に驚いてもらえる商品開発」をテーマに、ハイスピードカメラをはじめとするハードウェアと、動画に特化した画像処理技術を開発するメーカーです。
「作り手も熱くなれるテーマ」の追求を通して、社会に貢献できる企業を目指しています。同社の撮影機材や解析ソフトは、大学、研究所、メーカー開発部門などで採用されています。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

その他ディテクトが取り扱っている製品

前述した製品の他にもディテクトでは様々なプロダクトを取り扱っています。一例を紹介しますのでハイスピードカメラと合わせて参考にしてください。

画像解析ソフトウェア

ディテクトでは創業時から画像解析を行うためのソフトウェアの開発を続けており、動画上の特徴的なポイントをマークとして自動で追尾する「トラッキング技術」を活用した画像解析ソフトウェアを提供しています。

小さなワークやサイズが大きすぎるもの、また狭い範囲など撮影環境として厳しい条件であっても適切に運動解析を行うことが可能であり、その他にもデジタル技術を使ったひずみ計測ソフトウェアや液滴接触角ソフトウェアなど、目的に合わせて使い分けられます。

Flownizer II 2D/2D3C

2次元平面上にあるトレーサー粒子に対して流速計測を行うための画像解析システムです。また相関係数マップの作成やマスキング、画像前処理といった様々な機能を標準搭載しており、任意のスタイルで描画表示した測定結果についてエクセル編集可能なCSVデータとして出力できます。

また複数のデータを比較検証するための便利機能として「プロジェクト間データ比較」が備わっており、複数のプロジェクトデータを読み込んでベクトルを選択すると、それぞれのグラフが自動生成されるためそのまま流速変化のチェックや相互比較などに利用可能です。

DIPP-MacroⅡ

複数の画像データを連続かつ自動で処理するためのアプリケーションソフトウェアです。

単独の画像データに対して画像処理をするのでなく、大量の静止画や動画データにおける各フレーム画像に対しても自動的に画像処理を施すことが可能になるため、膨大な処理作業を効率化して担当者の負担を軽減できる上、画像ごとに異なるパラメータで処理されてデータとしての信頼性が低下するといった心配もありません。

液滴接触角度の時系列計測やスプレーなどの噴霧計測、培養中の微生物の増殖計測など、時間の変化によって影響される様々な画像の処理へ汎用的に対応します。

U1 QuickPack

ハイスピードカメラや交換用レンズ、照明器具、操作用パソコン、撮影時に使用する三脚といった様々な装置や周辺機器をまとめてオールインワンパッケージされている製品です。

様々な生産現場においてハイスピードカメラを使った検査や解析に適合できるよう、高輝度LED照明やズームレンズなど撮影に必要なアイテムが同梱されており、またカメラ自体もAC電源がない状況で即座にフルHD撮影対応を始められるなど利便性を追求されています。

ディテクトの会社情報

所在地 東京都渋谷区南平台町1-8
営業時間 記載なし
電話番号 03-5457-1212
公式サイトURL https://www.ditect.co.jp
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。