【使用目的別】業務用ハイスピードカメラ3選徹底比較 > ハイスピードカメラ(高速度カメラ)を扱う会社一覧 > コヤマ・システム

コヤマ・システム

目次

用途に合った性能のハイスピードカメラ(高速度撮影・監視システム)を展開している「コヤマ・システム」。このページでは、コヤマ・システムが提供するシステムの機能や導入実例などを紹介します。

コヤマ・システムのハイスピードカメラ

Rekamoシリーズ

Racameシリーズ画像
引用元:コヤマ・システム公式HP(https://www.kym-sys.co.jp/product/rekamo/)

コヤマ・システムが提供している「Rekamo(リカモ)シリーズ」は、研究用の超高速撮影を主目的としたカメラとは異なり、工場の生産ラインで発生する突発的な機械停止(チョコ停)の要因特定に特化した現場向けの常時監視・トリガー録画システムです。

設備からの異常信号に連動し、不具合が発生する「前後」の挙動を自動的に遡って記録することが可能です。PLC(制御装置)の改造を伴わずに導入できる手法を採用しているため、既存の設備を停止させることなく、迅速に現場導入できる点が大きなメリットです。用途や設置場所の制限に合わせて、標準ハイスピードモデルと超小型モデルを選択できます。

システム概要 生産現場向け常時監視・トリガー遡り録画システム
ラインナップ 標準モデル(RekamoMA): 最大850fpsの高速記録に対応
超小型モデル: φ14mm極小ヘッド、最高120fps撮影に対応
カメラヘッド仕様 ・標準カメラヘッド
・超小型ヘッド(直径φ14mm、長さ54mm、質量約6g)
導入の利点 PLC無改造での設置可能、積層表示灯センサー(オプション)による後付けトリガー検知対応

参考:コヤマ・システム公式HP(https://www.kym-sys.co.jp/product/rekamo/rekamo.html)

特に、直径14mmという極小サイズのカメラヘッドはグローバルシャッターを搭載しており、歪みのない鮮明な画像を記録できます。製造装置内部の狭い隙間にも容易に設置が可能です。また、1つのシステムで複数のカメラを同期・管理できるモデル(RekamoMA Multi)もあり、広角での全体監視とマクロレンズによる不具合箇所の接写を同時に行うといったマルチアングル運用にも適しています。

ここまで取り扱っている主なハイスピードカメラをご紹介しましたが、ハイスピードカメラを選ぶ際には現場のニーズに合った製品であるかが重要です。現場に合わないカメラの場合、「見えるはずのものが見えない」「分析精度が不十分」といったトラブルにつながることもあります。

そのため、このサイトでは精度や使いやすさなどの観点から、代表的な利用用途に合わせたおすすめの3社を厳選して紹介しています。ぜひこちらも併せてハイスピードカメラ選びの参考にしてください。

【業務用】利用用途別に選ぶ
おすすめのハイスピードカメラ3選

コヤマ・システムのハイスピードカメラの活用事例

医療機器製造によるトラブルを解決

部品の掴み損ねや、搬送のつまりという問題を抱えていました。また3つのラインに分かれており、1つのシステムだけで状態を録画してチェックする必要があるという点や、異常信号の遅れなども問題に。

そこで複数台のカメラに対応しているRekamoMA Multiの3台を提案し、別々に稼働している箇所を非同期に録画できる状態に整えました。また時間差があった異常信号に対しては、遅れを修正して録画する機能で対応可能になり、抱えていた問題の解消に繋がっています。

参照元:コヤマ・システム公式(https://www.kym-sys.co.jp/development/line/entry-90.html

コヤマ・システムの特徴

コヤマ・システムは、制御系ソフトウェアの開発知見を軸に、工場設備の保全・調整に最適化された専用システムを提案しています。同社のソリューションは、「極限の撮影速度」ではなく「長時間の安定したループ監視と現場適合力」を優先している点が特徴です。

初期投資の予算化が難しい現場に向けて、高速カメラ、ノートPC、トリガー信号入力ユニットをセットにした「週単位のレンタルプラン」も公式に提供。トラブルの一次切り分けや短期集中プロジェクトとして、リスクを抑えて検証できる選択肢を展開しています。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

その他コヤマ・システムが取り扱っている製品

ここでは、コヤマ・システムが取り扱う、設備保全指標を見える化できる稼働率表示ツールを紹介します。

可動率表示ツール

すでにある積層表示灯にセンサーを取り付けるだけで、生産分析が行えるツールです。センサー部と受信ユニット部は無線接続のため配線がいらず、既存のPLCプログラムの書き換えやラインの一時停止を伴わずに導入が可能です。リアルタイムでデータを自動収集し、稼働状態をカラーチャートで表示できます。複数日の状態をまとめて比較することも容易で、データはCSV出力が可能です。

なお、この表示灯センサー技術は、映像記録システム「Rekamo」の撮影トリガー(異常検知)として連動させるオプションとしても用意されており、PLCの改造を一切伴わずに不具合映像の遡り記録を開始できる設計となっています。

コヤマ・システムの会社情報

所在地 香川県高松市林町2545番地3
営業時間 平日 9:00~17:00(土日祝・年末年始を除く)
電話番号 087-867-1721
公式サイトURL https://www.kym-sys.co.jp/
THREE SELECTION
       
【業務用】
利用用途別に選ぶ
おすすめのハイスピードカメラ3選を比較

溶接・レーザー接合
・金属積層など
材料接合分野

ナックイメージテクノロジー

おすすめの製品一例

強発光を伴う材料接合プロセスも
鮮明に記録する
MEMRECAM GO

ナックイメージテクノロジー
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP
(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-go/)
撮影速度 220,000fps
感度 モノクロISO 100,000
カラーISO 20,000
筐体サイズ 128×128×135mm、約2.9kg
  • アーク・レーザーなど強発光を伴う材料接合現象でも白飛びや黒つぶれを抑制。アーク光の明暗境界、溶滴移行、溶融池の流動・凝固過程など、接合品質に直結する現象を鮮明に捉える
  • ケーブルレス仕様により狭小な接合装置内や生産ラインにも柔軟に設置可能。さらにワイヤレスリモート機能で安全距離を保ったまま撮影・制御でき、材料接合の検証・条件出しを効率化

電子部品・精密機器・医療機器など
実装・組立分野

ディテクト

おすすめの製品一例

組立工程の微細な動作を
正確に捉える
HAS-D71

ディテクト
引用元:ディテクト公式HP
(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_d71.html)
撮影速度 最大120,000fps
解像度 最短3μs
シャッタースピード 640×480(VGA)
  • 最大120,000fpsと3μsの撮影で、部品の吸着や締結時のズレやタイミング誤差を正確に検出し、組立精度と装置調整の再現性を高める
  • 高感度設計により照明が限られた装置内部でも安定撮影が可能。実装や組立の検証を効率化し、調整時間と試行回数を削減する

航空宇宙・高速飛行・爆発など
研究分野

ノビテック

おすすめの製品一例

ナノ秒スケールの現象も記録可能
Phantom TMX 7510

ノビテック
引用元:ノビテック公式HP
(https://www.nobby-tech.co.jp/measure/highspeed/TMX7510_6410.html)
撮影速度 1,750,000fps
センサー 裏面照射型
(BSI CMOS)
解像度 1,280,×800ピクセル
  • 米国を拠点に航空宇宙分野をリードするメーカー「Phantom」の正規代理店。堅牢かつ耐衝撃性設計で過酷な現場環境でも撮影可能
  • 最大1,750,000コマ/秒の超高速撮影で、μs(マイクロ)〜ns(ナノ)秒単位の衝突・爆発・粒子の瞬間挙動を捉え、従来困難だった可視化を可能