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ナックイメージテクノロジー

映像機器の専門メーカーであるナックイメージテクノロジーでは、さまざまな分野に対応するハイスピードカメラを展開しています。

ナックイメージテクノロジーのハイスピードカメラ

MEMRECAM ACS-1

ナックイメージテクノロジーの製品写真1
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-acs-1m/)

54,000fps@1,280×896pxの高速度撮影と、ISO100,000(モノクロ)を両立した高感度ハイスピードカメラ。
低照度環境下でも明るく鮮明な撮影ができることに加えて、熱に弱い対象物や拡大光学系を用いた撮影にも対応しています。有効画素数をおよそ2倍にできるブーストモードを搭載しており、さまざまな高速現象を鮮明に捉えることが可能です。

撮影速度(fps) 54,000fps@1,280×896px/最大300,000fps
シャッター速度 1/2,500,000秒
解像度 1,280×896px
記録時間 約2.8秒@60,000fps・1,280×800px・256GB
感度(ISO) 5,000~40,000(カラー)/25,000~200,000(モノクロ)
重量 約7.3kg
メモリ 64GB/128GB/256GB

MEMRECAM ACS-3

ナックイメージテクノロジーの製品写真2
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-acs3m/)

独自のセンサーおよび信号処理技術により撮影速度や有効解像度を上げることができるブーストモード、ブースト4モードを搭載し、同一解像度における撮影速度をおよそ4倍に引き上げることができるポータブルのハイスピードカメラ。
タブレットタイプのACS専用モニターによって、PCが使用できない試験環境下においてもカメラ制御・録画・再生・保存をタッチパネル操作で簡便に行えます。
また外付けSSDを用意することで、USB3.0Bによる高速データ保存も可能です。溶接、燃焼、流体などの撮影と解析に適しています。

撮影速度(fps) 14,000fps@1,280×896px/最大400,000fps
シャッター速度 1/1,666,666秒
解像度 1,280×896px
記録時間 約2.7秒@14,000fps・1,280×896px・64GB
感度(ISO) 5,000~40,000(カラー)/25,000~200,000(モノクロ)
重量 約4.5kg
メモリ 64GB/128GB/256GB

i-SPEED7 series

ナックイメージテクノロジーの製品写真3
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/i-speed7/)

最大画素数2,048×1,536pxのハイスピードカメラです。
低速領域から中速領域まで最大画素数(300万画素)で現象を捉えることができるので、高速領域においても高画質で撮影できます。PCのほか専用タブレットでカメラの操作が可能。最大288GBの内蔵メモリに加えてカメラ本体にSSD(内蔵、外付)を追加できるので、PCがない環境でもデータ保存が行えます。

撮影速度(fps) 4,260fps@2,048×1,536px/最大500,000fps(i-SPEED 713)
シャッター速度 1μs(オプションで289ns)
解像度 2,048×1,536px
記録時間 7.6秒@4,260fps・2,048×1,536px・144GB
感度(ISO) 1,800(カラー)/5,000(モノクロ)
重量 約8.5kg
メモリ 36GB/72GB/96GB/144GB/192GB/288GB

MEMRECAM MX

ナックイメージテクノロジーの製品写真4
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-mx/)

1台の本体部にフルHD小型カメラヘッドを最大で8台接続し、同期撮影を行える衝突実験用車載マルチハイスピードカメラシステム。
カメラヘッドは用途や設置場所に合わせて5種類から選択可能です。自動車衝突実験に特化された設計によって、耐衝撃性能の向上やカメラの高精細化といった仕様面が強化されただけでなく、メモリをカメラヘッドに内蔵することでカメラヘッドと本体部を繋ぐケーブルを細径化し、堅牢化を実現しています。

撮影速度(fps) 2,000fps@1,920×1,080px/最大150,000fps
シャッター速度 1/909,090秒
解像度 1,920×1,080px(カメラヘッド:M-Cam)
記録時間 記載なし
感度(ISO) 8,000(カラー)/32,000(モノクロ)(カメラヘッド:M-Cam)
重量 約3.6kg(本体:MX-5 8ch)/約470g(カメラヘッド:M-Cam)
メモリ 4GB/8GB

MEMRECAM Q2m

ナックイメージテクノロジーの製品写真5
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-q2/)

200Gの耐衝撃性能を持ち、自動車の衝突試験での車載撮影を始めとした衝撃や振動が加わる環境下でのハイスピード撮影が可能な小型カメラ。
カメラ本体にはGセンサーを内蔵し、一定値を超える衝撃を計測するとトリガーが入力されます。カラーISO8,000、モノクロISO32,000でフルHD撮影が可能で、被写体が照明からの熱影響を受けやすい材質である場合に力を発揮します。感度を活かした顕微鏡撮影などにも対応しています。

撮影速度(fps) 2,000fps@1,920×1080px/最大100,000fps
シャッター速度 1/909,090秒
解像度 1,920×1080px
記録時間 約3.2秒@2,000fps・1,920×1080px・16GB
感度(ISO) 8,000(カラー)/32,000(モノクロ)
重量 670g
メモリ 8GB/16GB

MEMRECAM Q1v

ナックイメージテクノロジーの製品写6
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-q1/)

手のひらサイズをさらにひとまわり小さくしたハイスピードカメラ。
モノクロISO50,000、640×480pxで8,000fpsの撮影が可能なため、これまで困難だった低照度環境下や高所・狭所での撮影や、顕微鏡などと組み合わせた拡大撮影などに対応します。また産業ロボットに搭載し、指定した場所に移動させれば、設置の手間を大幅に削減することが可能です。

撮影速度(fps) 1,000fps@640×480px/最大87,000fps
シャッター速度 1/166,000秒
解像度 640×480px
記録時間 記載なし
感度(ISO) 8,000(カラー)/50,000(モノクロ)
重量 470g
メモリ 4GB/8GB

MEMRECAM Q5

ナックイメージテクノロジーの製品写真7
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-q5/)

1台の本体部に複数のカメラヘッドを接続、多方向から同時に被写体を撮影できるハイスピードマルチカメラシステム。
カメラヘッドは超小型タイプや高感度タイプ、ストレートやアングルなどのバリエーションから選択でき、カメラの設置場所や目的に応じて使い分けることができます。
最大200Gの耐G性能を持ち、自動車衝突実験などにも対応可能。内蔵Gセンサーによるトリガー機能や、電源が遮断しても一定時間データを保存するメモリバックアップ機能を標準で搭載しており、撮影の失敗を防ぎます。

撮影速度(fps) 500fps@640×456px(μ-Cam)/最大100,000fps(P2-Cam/S2-Cam)
シャッター速度 1/1,000,000秒(P2-Cam/S2-Cam)
解像度 640×456px(μ-Cam)
記録時間 記載なし
感度(ISO) 2,000(カラー)/8,000(モノクロ)(μ-Cam)
重量 約1.8kg(本体)/約100g(カメラヘッド:P2-Cam)
メモリ 8GB

MEMRECAM HX-7S

ナックイメージテクノロジーの製品写8
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-hx7s/)

感度優先モードを搭載し、カラーISO16,000、モノクロISO80,000の高感度撮影を実現したハイスピードカメラ。
明るい画像をより明るくすることによって、今まで見えなかった現象を可視化します。最大32GBのメモリーが搭載でき、長時間記録や分割撮影といったさまざまなモードによる記録が可能。また、毎秒40MBのCFastへの高速画像保存とUSB3.0インターフェイスによる高速画像保存に対応しています。

撮影速度(fps) 850fps@2,560×1,920px/最大200,000fps
シャッター速度 1/909,090秒
解像度 2,560×1,920px
記録時間 約8.6秒@800fps・2,560×1,920px・32GB
感度(ISO) 16,000(カラー)/80,000(モノクロ)
重量 約3.0kg
メモリ 16GB/32GB

MEMRECAM n-Box

ナックイメージテクノロジーの製品写真9
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-nbox/)

専用画像入力ボードを使用したリアルタイム転送が可能なハイスピードカメラ。
撮影した映像をパソコン本体のメモリー直接記録するため、使用するメモリによって長時間記録が可能になります。最大2台のカメラが接続でき、三次元解析に対応しています。
内部クロック撮影(アプリで設定した撮影速度の同期信号で生成)、EST撮影(外部同期)PIV撮影(1回のEST入力信号で、2フレーム分を撮影)するなど、3種類のモードで撮影が可能です。

撮影速度(fps) 1,000fps@640×480px/最大100,000fps
シャッター速度 1/18,000秒
解像度 640×480px
記録時間 記載なし
感度(ISO) 1,000~8,000(カラー)/4,000~50,000(モノクロ)(カメラヘッドによる)
重量 15〜140g(カメラヘッドによる)
メモリ -

CamRecord CR series / Sprinter series

ナックイメージテクノロジーの製品写真10
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/camrecord-cr/)

用途に合わせた撮影速度、画素数の異なる4種類のバリエーションが設定されているSprinterシリーズは、小型、軽量、高性能でありつつ低価格を実現したハイスピードカメラ。
製造ラインのトラブル解決から研究開発分野、大学の研究室などにも導入しやすいモデルです。CRシリーズはファンレス筐体で、内視鏡、硬性鏡などの特殊光学系との組み合わせ、また顕微鏡などを活用した超拡大撮影時にも振動を気にすることなく観察が可能です。

撮影速度(fps) 1,800fps@1,920×1,080px/最大240,000fps(Sprinter-FHD)
シャッター速度 1/500,000秒
解像度 1,920×1,080px(Sprinter-FHD)
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 1,050g/1,400g(モデルによる)
メモリ 8GB/16GB(モデルによる)

ナックイメージテクノロジーのハイスピードカメラは、高性能で幅広いラインナップが揃っていることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

ナックイメージテクノロジーのハイスピードカメラの活用事例

農薬散布を模した液滴落下の様子

※引用元:ナックイメージテクノロジーYouTube
(https://www.youtube.com/watch?v=xuP3Z8-SgyI )

農薬散布を模擬した液滴落下の様子をMEMRECAM ACS-1で高速撮影しました。
これだけの動画からも液滴の表面張力や密度、粘度などさまざまな情報を得ることができ、散布溶液の適正な濃度を決める手立てになります。

さまざまな切削作業の高速撮影

※引用元:ナックイメージテクノロジーYouTube
(https://www.youtube.com/watch?v=7h_TkULXlds )

MEMRECAM ACS-1とMEMRECAM ACS-3を使って、さまざまな切削作業を高速撮影しました。ドリルが回転してキリコが発生する様子が鮮明に捉えられています。
また、ドリル先端を固定して回転させた時に、たわみが集中してドリルが下から破断する様子も詳細に見ることができます。旋盤加工ではキリコの形状が鮮明に捉えられており、適正な切込角や回転速度を決定する手がかりになります。

ナックイメージテクノロジーの特徴

光学機器と映像機器の専門メーカー

ナックイメージテクノロジーは映像機器の専門メーカー。映画・写真・テレビなどの映像情報の記録と処理、表示に関連する光学機器、精密機器や映像データの処理などの業務を展開しています。
映画機材の製造技術を出発点とし、撮影用シネマスコープの製造・販売からスタートした同社は、現在ハイスピードカメラの開発に力を入れており、製造現場用、自動車衝突実験用、流体解析用のほか、人間工学や生命科学の分野に適したモデルなど、幅広いバリエーションを展開しています。

ナックイメージテクノロジーの会社情報

所在地 東京都港区北青山2丁目11番3号 A-PLACE青山2階
営業時間 記載なし
電話番号 03-3796-7900
公式サイトURL https://www.nacinc.jp
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。