【BtoB向け】ハイスピードカメラ大全 『EURECAMERA〜ユリイカメラ』 > ハイスピードカメラ(高速度カメラ)を扱う会社一覧 > Q'sfix

Q'sfix

Q’sfixは、ハイスピードカメラを組み込んだ3D計測システムで動作機能計測を行い、その結果をスポーツや教育、リハビリに応用する事業を展開しています。

Q'sfixのハイスピードカメラ

高速GigEカメラ

Q'sfixの製品写真1
引用元:Q'sfix公式HP(https://dkh.qsfix.com/product/gige_camera/)

同社が開発した動作解析システム「Frame-DIAS」との組み合わせて運用するのに適したハイスピードカメラ。
同期信号発生装置によって複数台カメラを同期し、高画質なプログレッシブ画像を最高300fpsで撮影することが可能で、解像度は640×480pxです。パソコンのGigE端子に接続し、撮影データをパソコンメモリに直接取り込み後、AVIファイルに保存します。

撮影速度(fps) 300fps
シャッター速度 記載なし
解像度 640×480px
記録時間 PCのメモリ容量に依存
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ -(PCメモリ)

TS5-Q

Q'sfixの製品写真2
引用元:Q'sfix公式HP(https://dkh.qsfix.com/product/ts5/)

TSシリーズは、携帯型高精細長時間録画高速度カメラとして5つのバリエーションを展開しています。その中でもTS5-Q/8GBは、同シリーズ中でも解像度が高く、高速度・長時間録画に対応した高速度モデルです。
TS5-Qでは、最高解像度の2,560×2,048px時、内蔵メモリへ253fpsでの録画が可能。その場合の録画時間は6.3秒です。

撮影速度(fps) 253fps@2,560×2,048px
シャッター速度 記載なし
解像度 2,560×2,048px
記録時間 6.3秒@253fps・2,560×2,048px
感度(ISO) 記載なし
重量 1.8kg
メモリ 8GB

Q'sfixのハイスピードカメラは、動作解析機能に強みがあることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

Q'sfixのハイスピードカメラの活用事例

2台のハイスピードカメラを用いた3次元動作解析システム

Q'sfixの製品写真1
引用元:Q'sfix公式HP(https://dkh.qsfix.com/product/floor_reaction_force/)

下肢の関節トルクを計算するには、カメラと同期させたフォースプレートで床反力計測を行う必要があります。そこで、同期の取れたカラー300fpsの2台の高速GigEカメラで3次元撮影を行いながら、カメラと同期した16chAD変換器を用いてフォースプレートの床反力データを収集します。
これによって撮影映像と床反力データをリンクさせてPC上で分析することが可能になります。また、映像をデジタイズして3次元座標を作成すれば、撮影映像と動作解析データ、床反力データをリンクさせて評価することも可能になります。

データと映像をパソコンで同時呈示

Q'sfixの製品写真1
引用元:Q'sfix公式HP(https://dkh.qsfix.com/product/floor_reaction_force/)

カラ-634fpsのTS5携帯型高速カメラ2台でランナーの3次元撮影を行うと同時に、カメラと同期した16chAD変換器で、フォースプレートの床反力データを収集します。
カメラ映像をパソコンに転送すれば、床反力データと映像をリンクさせて分析することが可能になります。映像をデジタイズして3次元座標を作成することで、撮影映像と動作解析データ、床反力データをリンクさせて評価できるようになります。

Q'sfixの特徴

生体機能や運動機能計測技術をスポーツやリハビリに応用

Q’sfixの社名はQuality(品質)、Quantum(画期的な・革新的な)、Quest(探求・向上)、Quickly(迅速に)、Quintessence(本質)という5つの「Q」にちなんだもの。「ITを通して人々の生活を豊かに、そして安心して暮らせる社会を支える」という企業理念に基づき、行動しています。
銀行やクレジット、生保損保、証券といった金融業界、官公庁、流通・製造、通信などさまざまな業界にITソリューションを提供するほか、高度な生体機能・動作機能計測技術をスポーツ、教育、リハビリといった分野に応用する事業を展開しています。

その他Q'sfixが取り扱っている製品

Q'sfixでは、ハイスピードカメラ以外にもさまざまな製品を取り扱っています。

Frame-DIAS 6

ビデオ式の動作解析システムです。屋内外を問わず、さまざまな環境に適応が可能です。AIによるデジタイズ機能や3次元CC法を搭載しており、幅広いジャンルの動作解析に対応しています。手動はもちろん自動でのデータ解析にも対応可能で、豊富な解析メニューを用意しています。

4K映像に対応しているのもポイント。動画キャッシュ機能を搭載しており、データ容量の大きな4K画像もスピーディに解析できます。また、同期点の自動抽出が可能で、解析の労力を削減できるのもメリットといえます。

Frame-DIAS+床反力

3次元の動作解析システムです。高速カメラと床反力計測システムを組み合わせ、3次元の画像解析と同期計測を可能にしています。カメラと動悸した16chAD変換器を使い、1台のプレートで床反力データを収集できるのが強みです。

また、カメラ映像をパソコンへ移すことで、リアルタイムにチェックできるのがメリット。映像をデジタイズして3次元の座標を作成した場合、映像と解析データ、床反力を同時に呈示できます。

動作解析用ツール

Q'sfixは、ビデオの動作解析に利用するツールも取り扱っています。必要に応じてカメラと一緒に購入するとよいでしょう。

主な製品群は、LED型のシンクロナイザや全周囲光呈示器、較正装置など。較正装置は吊り下げ型や保持式ポール型、長尺型などをラインナップしており、経年劣化が少なく持ち運びやすいカーボンパイプを採用しています。また、動作解析で利用する反射マーカーや、電源の確保が難しい場所での利用に適したポータブルバッテリーも取り扱っています。

VICON

イギリスのメーカーが開発・製造している光学式の3次元動作分析装置です。専用アプリを利用すれば、スマートフォンから操作できるのが特徴。高クオリティの精度と計測周波数を確保しており、屋外でのスムーズな運動計測を可能にしています。

また、フォースプレートなどアナログ信号の同時取り込みも可能。マーカー中心位置を高い精度で検出する機能や、Vueビデオによるカメラと同期した映像取得機能も搭載されています。適応可能な分野も幅広く、スポーツからライフサイエンス、エンジニアリングまで対応しています。

TRIASⅡ(トライアスシステム)

AD変換とビデオ総合計測を統合したシステムです。AD変換に同期することで、複雑な手順を省いて画像を取り込めるようにしています。さまざまなセンサーのソフトウェアが統合されており、シンプルな操作で利用できるのも魅力です。

対応している解析機能は、EMGやゴニオメーター、心電・心拍計など。ハイスピードカメラへの映像収録とAD変換が同期されるため、別々に処理をする必要がありません。また、オフラインで映像と波形を同期表示できる機能もあります。

EMG 表面筋電位

電極とアンプを一体化したEMG検出センサーです。一般的なセンサーよりもインピーダンスが高く、電極ペーストを塗らずに使用できるのがポイント。皮膚への貼付けは専用の両面接着テープで行います。

センサーは小型軽量で、気軽に持ち運べるのも魅力です。アイソレーターや測定システムもラインナップしており、組み合わせて使うことができます。また、筋電解析機能や3DCG機能を搭載した解剖学ソフトも提供されています。

ゴニオメーター

Q'sfixが取り扱うゴニオメーターは、画像機器や周辺装置と組み合わせ、画像と同期した計測を可能にしています。センサーに直接接続できる計測システムもラインナップしており、コンタクトスイッチやイベントマーカーと同時に接続することが可能です。

また、水中での関節角度やEMG計測に対応したシステムも提供。ケーブルの長さを確保することで、中継リード線がなくてもコネクタ接続できるようにしています。

SALTED SMART INSOLE

身体バランスを評価し、トレーニング改善に役立てられるインソール型の足圧計です。リアルタイムなフィードバックに対応しており、さまざまなスポーツで利用できます。提供アプリも豊富で、正しいトレーニング方法も身に付けられます。

映像遅延再生装置ディレイモーション

映像を記録しつつ、過去の映像を同時に表示できる装置です。HDMI入力とHD映像入力に対応しています。スポーツのフォームを確認して分析したり、改善に役立てたりする際に適しています。

操作モードも豊富で、遅延再生はもちろん、コマ送り・コマ戻しにも対応しています。また、スマホ用アプリも提供されており、Bluetoothを介して装置を直接操作できます。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

Q'sfixの会社情報

所在地 東京都千代田区丸の内1丁目7番12号サピアタワー26F
営業時間 記載なし
電話番号 03-6269-9444
公式サイトURL https://www.qsfix.com
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。