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ハイスピードカメラのレンズ選びのポイント

ハイスピードカメラにおいて、レンズ選びは非常に大切です。このページではレンズ選びのポイントを分かりやすく解説するので、ハイスピードカメラのレンズを購入する際の参考にしてください。

レンズ選びの4つポイント

レンズを選ぶ際は「レンズマウント」「F値」「最短撮影距離」「焦点距離」などが重要なポイントになってきます。

レンズマウント

レンズマウントとはレンズとカメラを接続している部分のことです。このレンズマウントは自由に選べるというわけではなく、メーカーやフォーマットによっても形状が異なります。同じマウント同士でなければ取り付けられないケースがあるので注意しましょう。

  • Fマウント
  • EFマウント
  • Cマウント

上記のような種類があり、センサーサイズと対応レンズによっては撮影した映像が欠けるなどの現象が発生することもあります。そのため対応可能なレンズマウントを必ずチェックしておくことが大切です。

F値

F値とはレンズが光を取り込む量と、レンズの明るさを表している数値です。F値が低ければ低いほど明るくなり、高ければ高いほど暗い状態となります。またF値が少なく明るい時は奥行方向の被写界深度が浅くなるので、ピンぼけのような画像が撮影しやすくなるでしょう。一方、F値が高く暗いときは奥行の方向の被写界深度が深くなった画像が撮影しやすくなります。

レンズの絞りを最大限開いた状態でF値が低い状態のことを「開放F値」と呼び、開放F値はレンズの明るさを表すための数値に用いられることが多いでしょう。この数値が低いほど、明るいレンズを表します。ちなみに被写界深度とは、F値によって変動するピントの範囲のことです。

最短撮影距離(W.D.)

よく焦点距離と間違われやすいのが「最短撮影距離」です。この最短撮影距離とは、レンズの固有値で、ピントが合う限界を表しています。この最短撮影距離よりも近づいて撮影すれば、ピントが合わずにぼやけた撮影しかできません。焦点距離が同じレンズであっても、メーカーのレンズごとで最短撮影距離が違うケースも多いので、必ずレンズを選定する際にはチェックしておきましょう。

最短撮影距離とほぼ同意語として、ワーキングディスタンス(W.D.)という言葉もあります。最短撮影距離がイメージセンサーの面から被写体の距離を表しているのに対し、ワーキングディスタンスはレンズの先端から被写体までの距離を表す際に使われる言葉です。そのためFマウント・EFマウントの場合は最短撮影距離が多く用いられ、Cマウントの拡大撮影用のレンズの場合はワーキングディスタンスがよく用いられているので注意しましょう。

焦点距離

最短撮影距離と同じように捉えている方も多い、焦点距離。この焦点距離とはレンズの中心部からイメージセンサーまでの距離を表しています。そのため広角レンズであれば焦点距離は短くなり、望遠レンズなら長くなるでしょう。ズームレンズの場合は、焦点距離を移動させることで拡大や縮小を調整しています。

撮影範囲の求め方

レンズを選ぶポイントが分かってくれば、次は撮影範囲を求めることができます。

イメージセンサーの大きさ:焦点距離=撮影範囲:ワーキングディスタンス

上記の計算方法で撮影範囲の目安を算出可能です。

まとめ

ハイスピードカメラを扱う際、レンズ選びも非常に大切になってきます。レンズを選ぶ際はレンズマウント・F値・最短撮影距離・焦点距離を必ずチェックしましょう。レンズマウントはメーカーによっても異なるため、対応可能かどうかの確認も必要です。また焦点距離やイメージセンサーの大きさなどが分かれば、撮影範囲の目安を求めることもできます。自分に合った撮影を行うためにも、レンズにもこだわって選定してください。

さまざまなハイスピード
カメラを
扱っている会社一覧

THREE SELECTION
       
【業務用】
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溶接・レーザー接合
・金属積層など
材料接合分野

ナックイメージテクノロジー

おすすめの製品一例

強発光を伴う材料接合プロセスも
鮮明に記録する
MEMRECAM GO

ナックイメージテクノロジー
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP
(https://www.nacinc.jp/analysis/high-speed-camera/memrecam-go/)
撮影速度 220,000fps
感度 モノクロISO 100,000
カラーISO 20,000
筐体サイズ 128×128×135mm、約2.9kg
  • アーク・レーザーなど強発光を伴う材料接合現象でも白飛びや黒つぶれを抑制。アーク光の明暗境界、溶滴移行、溶融池の流動・凝固過程など、接合品質に直結する現象を鮮明に捉える
  • ケーブルレス仕様により狭小な接合装置内や生産ラインにも柔軟に設置可能。さらにワイヤレスリモート機能で安全距離を保ったまま撮影・制御でき、材料接合の検証・条件出しを効率化

電子部品・精密機器・医療機器など
実装・組立分野

ディテクト

おすすめの製品一例

組立工程の微細な動作を
正確に捉える
HAS-D71

ディテクト
引用元:ディテクト公式HP
(https://www.ditect.co.jp/products/camera/has_d71.html)
撮影速度 最大120,000fps
解像度 最短3μs
シャッタースピード 640×480(VGA)
  • 最大120,000fpsと3μsの撮影で、部品の吸着や締結時のズレやタイミング誤差を正確に検出し、組立精度と装置調整の再現性を高める
  • 高感度設計により照明が限られた装置内部でも安定撮影が可能。実装や組立の検証を効率化し、調整時間と試行回数を削減する

航空宇宙・高速飛行・爆発など
研究分野

ノビテック

おすすめの製品一例

ナノ秒スケールの現象も記録可能
Phantom TMX 7510

ノビテック
引用元:ノビテック公式HP
(https://www.nobby-tech.co.jp/measure/highspeed/TMX7510_6410.html)
撮影速度 1,750,000fps
センサー 裏面照射型
(BSI CMOS)
解像度 1,280,×800ピクセル
  • 米国を拠点に航空宇宙分野をリードするメーカー「Phantom」の正規代理店。堅牢かつ耐衝撃性設計で過酷な現場環境でも撮影可能
  • 最大1,750,000コマ/秒の超高速撮影で、μs(マイクロ)〜ns(ナノ)秒単位の衝突・爆発・粒子の瞬間挙動を捉え、従来困難だった可視化を可能