このページでは、顕微鏡と組み合わせられるハイスピードカメラを紹介しています。どのようなカメラを取り付けられるのか、みていきましょう。
ハイスピードカメラのMEMRECAM ACS-1は、高解像度で高速撮影が可能なハイスピードカメラです。フルフレーム1,280×896ピクセルで54,000コマ/秒、1,280×448ピクセルで100,000コマ/秒(通常モード)の撮影ができます。モノクロモデルでは、ISO100,000の高感度センサーを採用しているため、低照度環境下でも鮮明な撮影が可能です。イメージトリガでは、指定したエリアから最小21×16pixelの輝度変化を捉えることができ、録画タイミングが明確になっていない場合でも、確実に現象を捉えることができます。
Phantom TMX 7510は、裏面照射型センサーを採用したハイスピードカメラです。画素質は維持しながら、超高速撮影を実現しています。ピクセルピッチ18.5μmながら、モノクロで高感度ISO 125,000Tを実現。ピクセルピッチが小さいため、特殊光学系の撮影や拡大撮影に適しています。ビニングモードではハードウェアビニングモードを選択すれば、4つのピクセルを1つのピクセルとして扱う撮影ができます。高速実験のサイズと形状に合った解像度を自由に選択することが可能です。
MEMRECAM Q2mは、62×62×87.5mmの小型サイズのハイスピードカメラです。高解像度で撮影ができ、低照度環境下での撮影を実現します。衝撃に強いため、振動や衝撃が加わる環境下でも撮影可能。小型サイズの特性を活かして、狭所での撮影にも利用できます。感度が高いため、顕微鏡と組み合わせて撮影することも可能です。タブレットやスマホを使ってカメラを制御するアプリケーションを使ってのリモート撮影もできます。
CamRecord CRシリーズは、小型・軽量・高性能、さらに低価格なハイスピードカメラ(高速度カメラ)です。小型の軽量ボディを活かして、顕微鏡と組み合わせての超拡大撮影、内視鏡、硬性鏡などの特殊光学系と組み合わせての撮影にも適しています。ファンレス筐体なので、振動も気にせず撮影できます。撮影の精度は高く、CR3000x2は290万画素(1,696×1,710ピクセル)で540コマ/秒の高速撮影が可能です。
ここまで、顕微鏡と組み合わせられるハイスピードカメラを紹介しました。機能やサイズ、性能などさまざまなハイスピードカメラがあるので、用途や目的に合ったものを選んでください。当サイトでは、顕微鏡以外の用途で活用できるハイスピードカメラについても紹介しています。会社ごとに取り扱っているハイスピードカメラや会社の特徴を紹介していますので、ハイスピードカメラをお探しの方は参考にしてみてください。
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