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スマホでスローモーション撮影をするには?

スマホでのスローモーション撮影は、方法をはじめ、どんなメリットがあるのか不明点も多いものです。ただ、スローモーション撮影は映像作品を作るとき、スポーツや自然現象の分析、効果的な演出などで助けになります。その点を理解すればスローモーション撮影をしたくなるでしょう。

iPhoneの場合

ホーム画面からカメラを選択します。次に、画面の下にあるバーを左右に切り替えて、スローかスローモーションに合わせてください。赤いボタンを選ぶとスローモーション撮影がスタートします。再び選択すると撮影終了です。

Xperiaの場合

モードの中のスローモーションを選んでください。撮影を開始して、終わったら停止ボタンをタップするだけでOKです。また、任意のシーンをスローにできます。スローモーションにしたい部分を選択するだけでOKです。過去の機種では、タイムシフトビデオアプリを使うとスローモーション加工ができます。

スマホでスローモーション撮影をしたけれども、思った通りの映像を取ることができなかったという場合は、より高性能なハイスピードカメラで撮ることも方法の一つです。

以下のページでは業界や用途によって、どのくらいの撮影速度が必要になってくるのか解説し、
製造・研究・特殊撮影の3つのシーン別にオススメの会社を紹介しています。

スローモーション撮影を用いるタイミングとは?

スローモーション撮影を採用するタイミングは複数あります。特定のショット、演出、効果などさまざまです。

特定のショットに焦点を当てたい

特定のショットに焦点を当てるときに役立ちます。スローモーションをするのにふさわしい瞬間を強調できるからです。動きがスローになるため、視聴者の意識は集中します。意識して長く見てもらえるだけではなく、見る人の心に見せたい瞬間を焼き付けることができます。

サスペンスの演出

流れの中でスローモーションを効果的に入れると「次の展開はどうなるのか?」というサスペンス的な演出ができます。長く動画を見てもらうためには、エンターティメント的な要素も必要です。次はどうなるのか?というワクワク感がサスペンス的な演出になります。

アーティスティックな効果

スローモーションを活かすことにより、芸術性のある作品にできます。事実だけを淡々と見せるよりも、アーティスティックな部分があるだけでも人の心に残りやすいものです。スローモーションを使うことで、分かりやすく綺麗な映像が撮れるでしょう。

アクションシーンの演出

映像作品の中にアクションシーンを入れたい方もいるでしょう。ただ、最初から最後までアクションばかりだとインパクトがありません。ここぞというときにアクションシーンを入れることでメリハリや立体感が生まれてドラマチックです。

スポーツの分析

人が素早く動くスポーツだと、ただ見ているだけではどんなプレイをしたか分からないハイレベルな動きもあります。スローモーションにすれば、何をしているかわかるため分析に役立てられるのがメリットです。

特別な瞬間のリプレイ

素晴らしいプレイ、ハイテクニックなプレイは見る人に感動を与えてくれます。そんなスポーツをはじめとしたリプレイでも、スローモーションは役立ってくれるでしょう。スローモーションでよりドラマティックに演出できますし、数秒間でなにが起きたのか正確に理解できるのも利点です。

自然現象の観察

自然現象の観察にもスローモーションは役立ちます。川の水の流れ、空や星々の動き、雷などスローモーションで、どんな動きをしているのかが視覚的に分かります。肉眼では捉えきれない動物の行動も、カメラで撮影することで動きを知ることができるでしょう。

高速現象を撮影するならハイスピードカメラがおすすめ

スマホでもスローモーション撮影はできます。ただ、よりハイレベルに高速の現象を分析をしたいならハイスピードカメラは必須でしょう。特に正確に分析をしたいなら、ハイスピードカメラのほうがいいと言えます。

ハイスピードカメラの中には、1秒間に数百、数万コマもの超高速撮影もできます。スマホでのスローモーション撮影では分かりにくい動きも、ハイスピードカメラなら可視化と記録が可能です。業務用ハイスピードカメラを取り扱う会社は複数あるので、目的にあったカメラがないか探してみるのも良いでしょう。

THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。