ハイスピードカメラで撮影するとき、絶妙なタイミングを合わせるのが大変なことも。タイミングをカメラに伝える役割を果たすのがトリガーと呼ばれるものです。このページではトリガーの意味や種類について解説しています。
ハイスピードカメラを活用して撮影する際、せっかくの高性能を活かすためにも、一瞬で起こる現象と数秒間の撮影時間のタイミングをジャストに合わせる必要があります。そのタイミングをカメラへと伝える役割を持つのが「トリガー」です。
外部機器からのパルス信号をトリガーとして、ハイスピードカメラに入力することで撮影を開始する、エンドレス撮影を行う際に現象が終了した時点でトリガーを入力し修了直前まで撮影したデータを残すなどがあります。トリガーを活用することで、様々なシチュエーション・方法で撮影できるでしょう。
自動トリガーには様々な機能が備わっています。具体的に、どのような種類があるのか紹介していくのでチェックしてください。
ハイスピードカメラの映像の変化を察知し、自動的に記録する機能です。カメラの画像にある指定範囲内の変化量を察知し、設定した範囲を超えるとトリガーがかかります。
外部からのトリガー信号を送り、自動的に記録する機能です。外部機器からのアナログ信号を受診すると、トリガーがかかるように設定できます。
トリガーがかけられない現象に対しては、長時間の記録モードで捉えることも可能です。最長14時間でSSDに直接記録でき、また待ち時間を短縮するために高速通信のインターフェースを搭載しています。また大容量データも保存できるなどの機能も搭載。
設備や装置、センサーの制御信号によって、自動記録をする機能です。アナログの信号の入力レベルが設定した範囲を超えてしまうとトリガーがかかる状態になります。
トリガーがかかった瞬間をトリガーポイントと呼び、そのトリガーポイントの前後に移した映像と信号データを、設定した時間などで自動的に記録します。
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