このページでは、アルゴの産業用ハイスピードカメラについて紹介しています。

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/CoaXpress/Optronis_Cyclone/Cyclone.html)
「Optronis」社が開発したハイスピードカメラ「Cyclone」シリーズは、高速撮影はもちろん、高解像度が特徴。データ通信速度は50Gbpsという高速広帯域を実現しています。これにより、画像出力ではリアルタイムで高速マシンビジョンを実現。様々なアプリケーションにも対応できるようになっています。
高画素撮影を行ったハイスピードカメラを、リアルタイムで処理したいシーンで、非常に頼もしいハイスピードカメラと言えるでしょう。
| 撮影速度(fps) | 最大250,000fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 9344×7000、 5120×5120、 4672×3416、 2560×1920、 1920×1080、 1280×860 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/25GigE/EVT/EVT.html)
ハイスピードカメラ「HBシリーズ」の開発元は、カナダにある「Emergent Vision Technologies」社。特徴は、25Gbpsという広帯域インターフェイスを実装していることにより、ハイスピード撮影の高速データ転送が可能な点です。
HBシリーズはとりわけスポーツの実況中継などに実績があり、SONY社の傘下にある「ホーク・アイ・イノベーションズ」の画層処理システムと組み合わせることで、複数のハイスピードカメラの同期運用が実現しています。
| 撮影速度(fps) | 1594fps~35fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 50万画素~6500万画素 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/10GigE/VLXT_baumer/VLXT_all.html)
ハイスピードカメラ「VLXTシリーズ」の特徴は、機種によっては最大6500万画素の高解像度センサーを備えている点です。製造品質の徹底的な管理により、それぞれの機体の個体差も小さく、高速撮影のシステム構築を安定させることもできます。
開発元はバウマー社。高耐熱設計はもちろん、防水・防塵ハウジングが施されているため、多湿環境でも対応可能。ハードな製造現場でも導入を検討することができます。
| 撮影速度(fps) | 1578fps~18fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 9344×7000~800×620 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/CoaXpress/Optronis/Optronis.html)
「Optronis」社が開発元のハイスピードカメラ「CPシリーズ」は、最大200,000fpsもの高速度撮影をこなしながら、高画素が求められる撮影シーンでは、フレームレートを落とすことで、最大2500万画素もの高解像度撮影が可能です。
また、25Gbpsもの高速広帯域データ転送を実現する「CoaXPressインターフェイス」も実装。様々なアプリケーションに対応できます。CMOSセンサを搭載していることも見逃せません。
| 撮影速度(fps) | 19789fps~72fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 5120×5120~192×192 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/10GigE/EVT/EVT.html)
カナダのEmergent Vision Technologies社が開発元のハイスピードカメラ「HR/HTシリーズ」は、低CPU・低レイテンシー・低ジッター、マルチカメラへの適合性、光ケーブルを用いたケーブル長などの特徴があります。
専用10GigEボード、SFPケーブル、電源、GPIOも一式で可能です。
| 撮影速度(fps) | 19789fps~72fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 5120×5120~192×192 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |

引用元:アルゴ公式HP(https://www.argocorp.com/cam/usb3/VCXU_baumer/VCXU-02.html)
「Baumer」社が開発したハイスピードカメラ「VCXU-02」。30万画素・891fpsの撮影機能を備えながら、重量はわずか90gと非常に小型。大容量内部メモリバッファを搭載しています。
小型でも動作は非常に安定しており、確実なデータ転送を実現。シーケンサーを活用した自律タスク制御ができることもポイントです。放熱設計にも新たな改善が施されているため、温度環境耐性も向上しています。モノクロ・カラーいずれも対応可能です。
| 撮影速度(fps) | 891fps |
|---|---|
| シャッター速度 | 記載なし |
| 解像度 | 640×480 |
| 記録時間 | 記載なし |
| 感度(ISO) | 記載なし |
| 重量 | 90g |
| メモリ | 大容量内部メモリバッファ搭載 |
アルゴのハイスピードカメラは、高性能な米国のカメラを扱っていることが分かります。
ここまで取り扱っている主なハイスピードカメラをご紹介しましたが、ハイスピードカメラを選ぶ際には現場のニーズに合った製品であるかが重要です。現場に合わないカメラの場合、「見えるはずのものが見えない」「分析精度が不十分」といったトラブルにつながることもあります。
そのため、このサイトでは精度や使いやすさなどの観点から、代表的な利用用途に合わせたおすすめの3社を厳選して紹介しています。ぜひこちらも併せてハイスピードカメラ選びの参考にしてください。
アルゴの活用事例は見つかりませんでした。
アルゴが販売するハイスピードカメラのラインナップは、「汎用性の高さ」がキーワードになっています。そのため導入実績も多様な分野にわたっており、ソーラーパネルのガラス検査、生体データの3Dスキャンシステム、産業用ロボットアームの取り付け部分におけるメインカメラなど、分野を選びません。
産業用ハイスピードカメラの分野で高い優位性がある取り扱い店だからこそ、多様なニーズに対応できるポテンシャルがあります。
アルゴは、産業分野で活用されている様々な画像機器をメインに、計測ユニットや特殊センサ、ソフトウェアなど、世界中から優れた技術を日本に供給しています。とりわけ次世代の技術を導入していることが特徴。カーボンニュートラルや次代の自動化技術など、日本にはまだ少ない製品を紹介しています。
時代に対して、半歩先をいく精神がモットー。だからこそ、日本にはまだ浸透していない新しい技術を、世界中から集めてくることが可能です。
アルゴのその他の製品について、特徴や注目ポイントをまとめました。ニーズに合うものがあるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
アルゴ製品であるDFK33UX226/DMK33UX226は、産業用のUSB3.0カメラです。M12マウントに対応しています。オプションHDMIコンバータを使えばPCレスでUSBカメラをモニタに直結が可能。多機能さが魅力のビューワICCaptureソフトウェアやICImagingControlソフトウェア開発キット、三脚アダプタなど、付属品が充実しているところも注目ポイントです。標準在庫モデルであれば、スピーディーな納品ができます。
HR-8000-S-M/HR-8000-S-Cは、高速・高感度が魅力の10GigEカメラです。カラータイプとモノクロタイプがあります。ソニー製のPregius センサである「IMX255」が搭載されています。また、専用の「10GigEボード」はセットで購入することが可能です。さらに、2台を接続できる10GigEボードもあります。ビューワソフトeCapture・eSDKは無料で添付。そして、Birgerマウントアダプタ(オプション)を設置しておけば、EVT社のAPIでキヤノンEFマウントレンズのアイリス・フォーカスを制御できるところも注目ポイントです。
CHEETAHシリーズの製品で、動作時には-30℃から+75℃までの環境温度に対応しているGigEカメラです。保管時は-40℃から+85℃まで。センサーにはSony社製の Pregius IMX267が使用されており、900万画素・13.2fpと非常に高画質です。しかも、このセンサーはCMOSセンサー特有のパターンノイズがほとんどきこえないという特徴を備えています。シャッター方式はグローバルシャッター、ホワイトバランスは「Manual」「Auto」「Once」「OFF」です。また、オペレーションモードについては、トリガーモードとフリーランモードから選べます。
Cマウント・CSマウントモデルに対応しています。The Imaging Source社製の4200万画素の産業用USB3.0カメラです。高解像度アプリケーションとして適しています。多機能ビューワICCapture ソフトウェアやICImagingControl開発キット、三脚アダプタなど、付属品が充実。また、コンパクト設計になっており、軽量化が実現されているところも、このカメラの魅力です。標準在庫モデルであれば、最短2日での納品が可能な場合もあります。
12倍・20倍・30倍の電動光学ズームレンズが搭載されたGigEカメラ。画素は320万から500万です。ソフトウェアからレンズ(フォーカス・ズーム・アイリス)を制御。また、PoE対応なので、一本のケーブルでPCとの接続および電源供給ができます。たった1台で用途が完結させることがのできる、使勝手の良さが魅力です。画角の異なるレンズを付け替える必要がないので、手間が省けます。部品チェックのほか、物流や交通監視システムとしての利用にも適しています。クローズアップレンズを設置すれば、接写マクロ撮影も可能です。
UVCカメラとしても活躍するDFK-Fシリーズは、搭載されているフォーカス制御機能でソフトウェアからレンズを制御することが可能です。思い通りのピント調整ができます。また、オートフォーカスにも対応しているので、高低差の対象物や高さにバラつきのある台座に乗った対象物などであっても、付属のビューワソフト ICCapture からフォーカス自動調整と手動調整をすることができます。ビューワソフトICCaptureおよびドキュメント・サンプルが充実したソフトウェア開発キット「ICImagingControl」が添付されている製品です。
NVIDIA JetPack 4.3 SDKのカーネルを利用できることや同軸ケーブル経由で電源を供給できることなど、ほかにも使勝手の良い仕様が魅力の製品です。さらに、The Imaging Source社製の「MIPI CSI-2」あるいは「FPD-Link III」を使うと、接続PCの画像処理アクセラレータやJetsonのISP、DSPに直接画像データを取り込めるようになります。その結果として、取込レイテンシー/データ変換のCPU負荷を避けられるようになるところも、このシリーズの注目ポイントです。
Baumer社製の産業用GigEカメラで、130万画素から2,430万画素までの幅広いラインナップを持ちます。製品ごとのバラつきを抑制し、長期にわたって一定品質の画像を提供し続けることが可能です。再送用内部バッファやオーバーラップトリガーモードにより、安定したデータ転送と効率的な撮影を実現しています。
本シリーズは耐振動10G、耐衝撃100Gに対応し、ロボットアーム先端など激しい可動環境でも運用可能です。防水・防塵のIP67カスタム対応が可能で、専用レンズ保護チューブや外付け放熱板を組み合わせることにより、高温・粉塵環境でも長時間安定稼働します。また、光軸やフランジバックを個体ごとに調整し、交換後でもピントずれが発生しません。
Emergent Vision Technologies社が展開する50GigE/100GigEインターフェース対応の産業用カメラです。最大で250万画素@3,462fpsから1億5,200万画素@16fpsまでの幅広い解像度・フレームレートをカバーし、高速データ転送と高画質の両立を実現しています。
低CPU負荷・低レイテンシー・低ジッターで、同社専用の50GigE/100GigE NICカードを用いることで、高帯域通信でもPC側の処理負荷を軽減することが可能です。
イタリア・Alkeria社が開発したデュアルUSB3.0カメラです。USB3.0ポートを2系統搭載し、デュアルストリームによるデータ転送で、従来のUSB3.0カメラでは不足していたフレームレートを実現。高速性と堅牢性を兼ね備えた小型・軽量設計により、自動光学検査や工業計測、医療診断など、高精度かつ厳しい条件下での利用に対応しています。
AIDA Imaging社のHD/UHD/PTZシリーズは、放送・配信・監視など多様な現場に対応できる柔軟性を備えています。NDI HX2/HX3、SRT、RTSP/RTMPなど幅広いネットワークプロトコルに対応し、SDI・HDMI・USBといった汎用インターフェースも搭載。 さらにLANケーブル1本で映像配信・制御・電源供給が可能なため、ケーブル配線の負担を軽減できます。
本シリーズは、NDI・SRTなどのIP伝送規格を標準サポート。特にNDI HXライセンスが標準付属している点は導入コスト削減につながります。放送・配信スタジオ、教育現場、監視、検査工程など、1シリーズで屋内外問わず様々な環境に対応可能です。
The Imaging Source社のUSBカメラをPCを介さずにHDMIモニタへ直接映像出力できるコンバータです。USBカメラとモニタを接続し、電源を入れるだけでライブ映像を表示できるため、現場や検査工程での迅速な映像確認に適しています。
パソコンや、専用ソフトのインストールは不要。電源投入後すぐに映像確認が可能で、セットアップ時間を大幅に短縮できます。手のひらサイズ(29mm×63mm×95mm、重量233g)で、持ち運びが容易です。USBバスパワー駆動のため、配線もシンプルにまとまります。
Baumer(バウマー)社が提供する産業用スマートカメラで、内部にNVIDIA Jetsonモジュールを搭載している点が特徴です。OSにはLinux® Ubuntu®がプリインストールされており、任意のプログラムを実行してディープラーニングやエッジコンピューティングをカメラ内部で直接処理できます。
耐振動・耐衝撃性能はそれぞれ10G/100Gあり、IEC 60068シリーズの試験規格に準拠しています。防水防塵性能はIP67対応で、レンズ保護チューブを装着すればカメラ・レンズ・Jetsonモジュール全体をまとめて保護が可能です。
Jetsonモジュール搭載にもかかわらずコンパクトな設計を実現し、熱対策も組み込まれています。「外付けの冷却装置なしでも運用可能なため、設置やメンテナンスが容易です。
| 所在地 | 大阪府吹田市江坂町1丁目13-48 インタープラネット江坂ビル9F |
|---|---|
| 営業時間 | 記載なし |
| 電話番号 | 06-6339-3366 |
| 公式サイトURL | https://www.argocorp.com/ |
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| 感度 | ISO125,000 (モノクロスタン ダードモード) |