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浅沼商会

このページでは、多様な分野で導入されている「浅沼商会」のハイスピードカメラについて紹介しています。

浅沼商会のハイスピードカメラ

Fastec TS5

浅沼商会の製品写真1
引用元:浅沼商会公式HP(https://www.asanumashoukai.co.jp/sanki/industry/high-speed_camera/fastec-ts5-series)

アメリカのハイスピードカメラメーカー「FATEC IMAGING」社の日本総代理店である「浅沼商会」。コマーシャル制作からスポーツ、生産ラインにおけるトラブル解決に至るまで、様々な分野で活用されている「Fastec TS5」を取り扱っています。
Fastec TS5は、2560x2048(QSXGA)で撮影できる高解像度ながら、634fpsものハイスピードフレームレートで撮影可能。幅広い使用シーンをカバーできる高性能機です。

撮影速度(fps) 634fps(FullHD1920×1080)
シャッター速度 記載なし
解像度 QSXGA(2560×2048)/TS5-Q 、 FHD(1920×1080)/TS5-H、SXGA (1280×1024)/TS5-S、SVGA(800×600)/TS5-L
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ 256GB内蔵SSD~

Fastec IL5

浅沼商会の製品写真2
引用元:浅沼商会公式HP(https://www.asanumashoukai.co.jp/sanki/industry/high-speed_camera/fastec-il5-series)

「Fastec IL5」の特徴は、高解像度のセンサーを持つハイスピードカメラであること。最大で2560×2048ピクセルでの撮影が可能となっています。またオプションの機能を追加すれば、長時間の録画も可能。内蔵SSDでも1時間以上の長時間録画ができます。
価格面でも優位性があるFastec IL5。モニターや充電池が除かれているぶん、既に同様のシステムがある方には低価格で導入できます。カメラ制御では、1000BaseLANネットワークにも対応しています。

撮影速度(fps) 記載なし
シャッター速度 記載なし
解像度 QSXGA(2560×2048)/IL5-Q 、 FHD(1920×1080)/IL5-H 、SXGA (1280×1024)/IL5-S 、SVGA(800×600)/IL5-L
記録時間 内蔵SSDで1時間以上
感度(ISO) 記載なし
重量 記載なし
メモリ 256GB内蔵SSD~(追加オプション)

Fastec HiSpec1

浅沼商会の製品写真3
引用元:浅沼商会公式HP(https://www.asanumashoukai.co.jp/sanki/industry/high-speed_camera/fastec-hispec-1)

小型軽量かつ高感度モデルとして知られる「Fastec HiSpec1」。これまでのハイスピードカメラは、撮影時に大光量のライトが必要でしたが、Fastec HiSpec1であれば、撮影環境によっては撮影にライトを必要としません。
重量280gと軽量で、サイズもおおよそ63mm四方と小型のため、機械の内部に設置して撮影することもできるほど。ノートパソコンによるカメラ制御も、ハイスピードカメラの撮影を手軽にしてくれます。

撮影速度(fps) 112,183fps(128×2ピクセル)~506fps(1,280×1,024ピクセル)
シャッター速度 記載なし
解像度 1,280×1,024ピクセル~128×2ピクセル
記録時間 記載なし
感度(ISO) ISO1,600(カラー)、ISO3,200(モノクロ)
重量 280g
メモリ 2GB オプションで4GB

浅沼商会のハイスピードカメラは、高性能な米国のカメラを扱っていることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

浅沼商会のハイスピードカメラの活用事例

製造ラインの不良品チェック

「浅沼商会」で取り扱っているハイスピードカメラは産業分野でも活用されています。例えば、1分間で600本もの速度が流れるペットボトルの製造ライン。不良品チェックの作業として、500fpsもの撮影速度で対応することができます。

チェック対象の視認できる範囲が狭い場合は、1000fpsで撮影できるハイスピードカメラも使用されています。不良品が発生していないか、より詳細に確認できるため、効率的かつ高品質なチェック作業が可能です。

スポーツアスリートの動作解析

「浅沼商会」のハイスピードカメラは、屋外などの環境でスポーツアスリートのパフォーマンスを撮影し、そのメカニズムを解析する用途にも使われています。スポーツ業界では、コーチによるアスリート指導の現場でハイスピードカメラを使用しており、これによって、さらに的確なアドバイスができるようになっています。

浅沼商会のハイスピードカメラで撮影されたスポーツ分野の事例としては、陸上競技をはじめ、サッカーやアーチェリー、テニスなど、様々なものがあります。

浅沼商会の特徴

明治4年創業の老舗カメラ商社

「浅沼商会」は、写真映像用品を取り扱う明治4年創業の老舗商社です。個人向けのカメラアクセサリーをはじめ、ハイスピードカメラでは、アメリカの「ファステックイメージング」社の日本総代理店を務めています。

汎用性の高いファステックイメージング社のハイスピードカメラは、産業分野やスポーツ分野をはじめ、高速度撮影が求められる様々な分野で導入実績があります。ハイスピードカメラの撮影サポート機器も取り扱っているのも特徴です。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

その他浅沼商会が取り扱っている製品

浅沼商会では、ほかにも豊富な種類の製品ラインナップを展開しています。それぞれの特徴をみていきましょう。

ボアスコープ システム

カメラの先端部分に、レンズの代わりとして設置する特殊な筒状のレンズです。非常に細いので隙間から差し込むことで、機械内部を撮影できます。ファイバーライトが同軸に搭載されているので、光を照射させることも可能です。そのため、コンパクトかつ軽量な高感度高速度カメラに組み合わせれば、プリンターの紙送り機構やキャッシュディスペンサーの紙幣の動きなどの撮影もできます。挿入部が-20℃から100℃、そして操作部が-20℃から80℃の範囲内であれば使用環境としては問題ありません。

耐熱カメラMAS MLシリーズ

高温環境で品質管理や各種試験、設備保全などを監視するのに利用できる製品へのニーズの高まりを受けて生まれた、耐熱カメラMAS MLシリーズ。特殊断熱素材の採用による自然空冷方式を実現した耐熱カメラです。コンパクトかつ軽量タイプであるため、小さめの恒温槽に取り付けえることも可能。映像を保存するSDカードに、最大22時間分のデータを保存できるところも注目ポイントです。使用環境100℃以内・200℃以内・300℃以内、計3段階の対応モデルが展開されています。

1200℃フルハイビジョン耐熱カメラ

エアクーラー方式によって-60℃の冷気を噴出して冷却できるので、24時間連続で、フルハイビジョンの鮮明な映像を記録できるカメラです。1200℃の高温環境に耐えられる性能の高さが特徴。かなりの高温であってもステンレスSUS304を使用しているため、劣化しにくいです。石油化学や自動車メーカーのほか、電池開発、造船、航空、住宅、半導体、製薬開発、食品開発など、幅広い業種で活躍できる機能を備えています。

赤外領域カメラ PENTAX KP-IR

人の目には見えない対象物を、赤外線領域撮影できる専門機関向けのデジタル一眼レフカメラです。ライブビューで高精度なピント調整ができるところや改ざん防止カードに対応できます。使い勝手の良さも注目ポイントです。-10℃であってもしっかりと動作する保証付き。文化財や絵画の下絵調査、あるいは出土した木簡に記されている墨文字の判読、鑑識など、リサーチを目的とした撮影でも活用できます。

フルHDカメラ MCHD-12

解像度1,920×1,080ピクセルの高画質撮影が可能なカメラです。HD高画質であるだけでなく、コンパクト設計(外径わずか12mm)という点も魅力。そのため、充分な広さのない環境であっても手間をかけずに設置できます。また、カメラケーブルは標準では長さ5mですが、オプションでは15mのものも用意されているので、遠隔監視を含むセキュリティ用途としてカメラを利用する際にも便利です。ほかにも、装置への組み込みなど、ニーズに合わせて活用できます。

工業用ビデオ内視鏡 X2000HDシリーズ

2,560×1,440ピクセルというかなり高い解像度に加え、耐久性のある頑丈なボディやタッチパネル採用による操作性の良さが、大きな魅力となっているビデオスコープ(工業用ビデオ内視鏡)です。モニターが7インチの大型サイズであるにもかかわらず、軽量タイプで、重さはわずか1.5キロほど。自動車・航空機の内部やエンジン部品、化学プラントの配管、ボイラー配管、上下水道管ほか、さまざまな対象を検査する際に便利です。

工業用ビデオ内視鏡 X750シリーズ

モニター一体型 のグリップ型高画質ビデオスコープです。解像度は2,560×1,440ピクセル。リチウムイオンバッテリーを使用した場合では、およそ3時間駆動させられます。片手ジョイスティック操作が可能なので、効率よく作業を進めることが可能です。また、Wi-Fi機能が搭載されているため、撮影したものをスマホで確認することができます。そしてGPS機能で画像の位置情報を記録できるところも注目ポイントです。

近赤外 InGaAs カメラ

センサーに「InGaAs」が搭載されたカメラです。USB2.0出力で画像を取得することができるので、画像入力ボードを使用する必要がなく、とても便利。900mmから1700nmの近赤外領域に高い感度があります。この製品のおもな用途として、人間の目では確認することが不可能なレーザー光の位置調整のほか、シリコンウェハーの欠陥検査観察 、太陽電池の検査、美術品の鑑定などがあげられます。

スペクトロマスター C-700

フラッシュ測光に対応している分光方式単体カラーメーターです。分光センサーとして「CMOSリニアイメージセンサー」を採用しています。LEDや蛍光灯などであっても高い精度での測定が可能です。従来のRGBフィルターセンサー方式が苦手としている測定であったため、このスペクトロマスター C-700はその課題をクリアできる、頼れるカメラメーターであるといえます。さらに、色温度や色偏差だけでなく、分光グラフ・演色評価数・フィルター補正値・ホワイトバランス補正値ほか、さまざまなデータを表示することも可能です。

標本撮影装置 MFシリーズ

標本撮影装置 MFは、カメラ側を動かすタイプの固定式大型ステージです。オプションで、脚部のない卓上型に変形することもできます。キャスター付きで移動させやすく、また、踏み台が収納されているので、高い位置からであってもスムーズに撮影しやすいところなど、使勝手の良さが魅力の製品です。カメラ位置を昇降させたい場合には、ラックピニオン式ハンドルでの操作をするか、あるいはフットスイッチ式による電動昇降機能を利用することができます。

標本撮影装置 M130-DR2シリーズ

大型の標本撮影台ステージです。キャスターが付いているので移動させやすく、また、フットスイッチで手軽にステージを昇降させることができます。撮影台にほとんど触れることなく撮影可能。さらに、レベルアジャスターも付いています。解剖室のような平坦ではないスペースで使用したいときも、手間をかけることなく水平になるよう設置することが可能です。ステージサイズは654(W) × 560(D) mmです。

標本撮影装置 DL2-Nシリーズ

標準的なサイズの電動昇降ステージです。標本撮影装置 M130-DR2シリーズと同様、フットスイッチでステージを昇降させることができ、また、 ほとんど撮影台に触らずに撮影することができます。ステージサイズはやや小さく、製品仕様490(W)×470(D)mmです。装置の重さはおよそ50キロです。透過光面積は430(W)×360(D)mm、そして照明は、反射光は19ワットの電源内蔵型LEDランプ19W2つで、透過光は6ワットのLEDランプ4つです。

カメラスタンド HC1500シリーズ

HC1500シリーズが展開しているモデルすべてに、スピーディーな位置決めのためのラックピニオン式上下昇降が採用されています。台板サイズは530×680mm、そして支柱には40mmのアルミ角が使用されています(支柱高は1,500mm)。耐荷重は2.5kgです。また、カスタマイズのためのオプション仕様も用意されています。台板サイズや光軸距離、支柱高、レンズ固定方法、照明器ホルダーなどを変更したり、あるいはカメラを複数台設置できるようにしたりすることが可能です。

マイクロスタンド MK-2

使い勝手の良さを優先させるため、早送りの粗動、そしてネジ送りの微動が組み合わされているスタンドです。また、150×150mmの台板にはスチール材台座が採用されており、安定感のある設計になっています。支柱高はカスタマイズが可能。350mm・500mm・75mmの3展開です。ほかにも、カスタマイズオプション仕様が豊富です。台板サイズや微動の方向、水平出し機構の変更、そして移動ステージや照明器ホルダーの設置など、ニーズにあわせてさまざまな部分を変更することができます。

カメラスタンド 1300シリーズ

ラックピニオン式上下昇降が採用されているので、位置決定をスピーディーにおこなうことが可能です。このシリーズでは「カメラスタンド1300R」「カメラスタンド1300PL」「カメラスタンド1300VH」の3モデルが展開されています。耐荷重は1300PLが最も高く、5kgまで対応可能です。重量カメラを設置するためのプレートが付いています。また、カスタマイズが豊富に用意されているところも、このシリーズの注目ポイントです。オプションを選んでさまざまな変更を加えたり、部品を設置したりすることができます。

浅沼商会の会社情報

所在地 東京都中央区日本橋小舟町7番2号 ヤクシビル2階
営業時間 記載なし
電話番号 03-6627-6700(代表)
公式サイトURL https://www.asanumashoukai.co.jp/
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。