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IDTジャパン

このページでは、米国IDT社が開発元のハイスピードカメラを供給している「IDTジャパン」について紹介します。

IDTジャパンのハイスピードカメラ

XSMシリーズ

IDTジャパンの製品写真1
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/xsm.html)

IDTジャパン社のハイスピードカメラ「XSMシリーズ」の特徴は、最大5350fpsもの撮影速度に対応しながら、同時に「Thunderbolt3」アダプタとインターフェースを介することで、ストリーミングを行うことができる、という点です。
8TBもの大容量SSDを搭載しているため、長時間記録も可能。ラインナップには解像度5Kを誇るモデルもあり、用途に応じて適した機種を選ぶことができます。200gの超小型サイズであることもポイントです。

撮影速度(fps) 5350fps(超高速モデル)
シャッター速度 最短1μ秒
解像度 5K(超高解像度モデル)
記録時間 8TBのSSDを搭載。長時間の記録が可能。
感度(ISO) 記載なし
重量 200g
メモリ 8TB(SSD)

Rシリーズ

IDTジャパンの製品写真2
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/r.html)

2048×1080の解像度で、最高360fpsの高速撮影ができるハイスピードカメラ「Rシリーズ」は、IDTジャパン社のカメラのなかでも、ライブ映像とスロー再生を同時に表示確認できる機種です。現在は「R-2K」モデルがラインナップにあります。
また、10Gイーサネットという高速データ転送も可能なため、PCともスピーディーに連携できます。コンパクトな駆体も、スポーツ番組などのライブ中継に向いています。

撮影速度(fps) 360fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 2048×1080
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 580g
メモリ 16GBメモリ内蔵

CC miniシリーズ

IDTジャパンの製品写真3
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/ccmini.html)

「IDTジャパン」社のハイスピードカメラ 「CC mini」シリーズは、思わず驚くほど小型です。わずか270gの本体ながら、最大で4000fpsもの高速撮影ができ、マイクロSDカードを挿入することも可能です。耐衝撃性にも優れており、さらにバックアップのトリガーも可能。
撮像素子には、大型CMOSセンサーを搭載。小型モデルながら高画質・高感度を実現。Cマウントレンズを搭載することができるため、レンズの汎用性も高いと言えるでしょう。

撮影速度(fps) 500fps、1000fps、2000fps、4000fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 1440×1024、2560×1440、5120×2880
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 270g
メモリ 8GBメモリ内蔵

XSシリーズ

IDTジャパンの製品写真4
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/xs.html)

IDT社が開発元のハイスピードカメラ「XSシリーズ」。特徴は、撮影したデータを「PCI Express 3.0/2.0 x 4」を通じて、パソコンにリアルタイム送信することができる点です。そのため、カメラ内部に記録用メモリを内蔵していません。
これによってさらなる小型軽量化を実現しており、撮像素子にはCOMSセンサーが採用されています。最大670fpsで撮影しながら、2560×1440ピクセルの高解像度を誇ります。

撮影速度(fps) 420fps、670fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 2560×1440
記録時間 記載なし
感度(ISO) 記載なし
重量 約240g
メモリ パソコンのメモリに依存

Osシリーズ

IDTジャパンの製品写真5
引用元:IDTジャパン公式HP(hhttp://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/os.html)

過酷環境での高速撮影を想定して開発されたハイスピードカメラ「Osシリーズ」。そのなかでも「Os-V3シリーズ」は、本体重量がわずか約690gという小型軽量モデルです。
コンパクトなサイズ感ながら、4K高解像度撮影も可能なCOMSセンサー、最大350fpsの高速撮影や、オプションのSSDにデータをバックアップ転送・ストリーミング撮影ができるなど、撮影現場で便利に使用することができるカメラと言えるでしょう。

撮影速度(fps) 65fps、135fps、330fps、350fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 1280×1024、1600×1200、2560×1440
記録時間 記載なし
感度(ISO) モノクロ6,000・15,000、カラー2,000・5,000
重量 約690g
メモリ 記載なし

Airboneシリーズ

IDTジャパンの製品写真6
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/airbone.html)

IDTジャパン社が手がけるハイスピードカメラ「Airboneシリーズ」は、過酷環境はもちろん、とりわけ航空機への搭載を目的に導入される機種として知られています。防塵性・防水性はもちろん、低気圧下での撮影にも優位性があります。
こちらも小型軽量タイプのカメラながら、大容量SSDないしは高速DDRという2種類の記録媒体を選択して使うことができます。SSDでは必要に応じてバックアップを取ることができます。

撮影速度(fps) 355fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 1024×1024
記録時間 記載なし
感度(ISO) モノクロ8,000、カラー3,000
重量 約690g
メモリ 記載なし

CCシリーズ

IDTジャパンの製品写真7
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/cc.html)

IDTジャパン社のハイスピードカメラ 「CCシリーズ」は、「Airboneシリーズ」と同様、航空機に搭載できる耐環境モデルのカメラです。高速DDRおよび大容量SSDの2種類の媒体が搭載されているため、高速撮影はもちろん、SSDへのバックアップも可能。SSDに直接ストリーミングを行うなら、今度はDDRをバッファとして利用することもできます。
このシリーズでは、HDSDI出力も標準搭載となっているため、システム構築もしやすいと言えます。

撮影速度(fps) 65fps、135fps、260fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 1440×1024、1920×1080、2560×1600
記録時間 記載なし
感度(ISO) モノクロ10,000/カラー3,000、モノクロ15,000/カラー5,000、モノクロ6,000/カラー2,000
重量 690g
メモリ 情報はございませんでした。

Oシリーズ

IDTジャパンの製品写真8
引用元:IDTジャパン公式HP(http://www.idt-japan.co.jp/product/cameras/o.html)

IDTジャパン社のハイスピードカメラのなかでも、フラグシップ機として展開されている機種が、この「Oシリーズ」です。IDT社の技術すべてを投入しているとも言えるパワフルなカメラで、4K撮影もできるCMOSセンサーに、最大3000fpsの高速撮影を実現しています。
記録性能としても、コンパクトな筐体に32GBまでのDDRを搭載。さらに、交換可能な240GBのSSDも取り付けることができます。パソコン接続によるマウント制御も可能です。

撮影速度(fps) 1,000fps、3,000fps
シャッター速度 1μ秒
解像度 3840×2400、2560×1440
記録時間 記載なし
感度(ISO) モノクロ9,000/カラー3,000、モノクロ6,000/カラー2,000
重量 約1,070g
メモリ 記載なし

IDTジャパンの8種類のハイスピードカメラは、高性能な製品も多く、様々な用途に対応していることが分かります。
どんな業界や用途で使用するにしても、オーバースペックなものを導入して持て余すことのないよう、自社が求める性能を把握することが大切。以下ページではどの業界・用途にどれくらいの撮影速度が必要なのかを簡単に解説し、製造現場・研究開発・特殊撮影の3つのシーンごとにオススメの会社を紹介しています。

IDTジャパンのハイスピードカメラの活用事例

IDTジャパンの活用事例は見つかりませんでした。

IDTジャパンの特徴

汎用性が高く、用途も幅広い製品をラインナップ

IDTジャパンが手がけるハイスピードカメラのなかでも、XSMシリーズは、その汎用性の高さで知られます。高速撮影と高解像度を備えたXSMシリーズは、高精細なグラフィックデータを必要とする半導体の製造現場などに導入されていたり、様々な分野の研究・開発部門でも導入が期待されています。
任意にスロー再生を行うこともできるため、スポーツ実況や監視システムでも導入されていくことでしょう。

また、Airboneシリーズは、航空機への搭載が可能なモデル。航空機におけるハイスピードカメラの設置は、例えば、流体の計測実験でも役立てられており、観測システムの実証や他分野での活用も視野に実験が行われています。IDT社の技術力の高さを伺うことができる事例と言えるでしょう。

米国メーカーの日本法人

「IDTジャパン」は、米国のハイスピードカメラメーカー「IDT」社の日本法人です。IDTが開発元のカメラはもちろん、「Readlake」社の高速度カメラもあわせて取り扱っています。

ハイスピードカメラの分野では高い優位性があるIDT社。汎用性の高いモデルも多く取り扱うため、映像制作やメディア、製造業、研究開発など様々な現場で導入されていることも特徴のひとつです。日本国内では、東京都に住所を置いています。

業務用ハイスピードカメラを扱う会社を見る

IDTジャパンの会社情報

所在地 東京都江東区新大橋1-8-11 大樹生命新大橋ビル4F(旧 三井生命新大橋ビル)
営業時間 9:00~18:00(電話受付時間)
電話番号 03-6659-2681
公式サイトURL http://www.idt-japan.co.jp/index.html
THREE SELECTION
       
活用事例から見る!
シーン別ハイスピードカメラ3選
ハイスピードカメラを選ぶ上では、必要とするスペックや機能を把握することも大切ですが、導入後のイメージを明確にするために活用事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、ハイスピードカメラの活用事例の多い3社とおすすめ製品を紹介します。(2021年10月1日時点)

製造現場で活用するなら

ASPINA シナノケンシ
シナノケンシ公式HPキャプチャ
引用元:シナノケンシ公式HP
https://plextor.jp/plexlogger/

活用事例数

製造現場:40件
研究開発:8件
特殊状況:0件

おすすめの理由

製造現場で求められる
スペックを満たし(100,000fps)
撮影・記録・解析機能が1台で叶う

研究開発での用途が多いなら

フォトロン
フォトロン公式HPキャプチャ
引用元:フォトロン公式HP
https://www.photron.co.jp/

活用事例数

製造現場:8件
研究開発:29件
特殊状況:0件

おすすめの理由

研究用に適した
撮影速度100万fps以上の
製品が多い (3製品)

特殊な状況での撮影が必要なら

ノビテック
ノビテック公式HPキャプチャ
引用元:ノビテック公式HP
https://www.nobby-tech.co.jp/

活用事例数

製造現場:12件
研究開発:28件
特殊状況:7件

おすすめの理由

防衛や宇宙関連など、
高度な技術を要する撮影にも
対応できる

※Googleで「ハイスピードカメラ」と検索して出てきた上位の28社の中から、公式HPに掲載されていた活用事例数が多い3社をピックアップしています。(2021年10月1日時点)
※活用事例の「特殊状況」とは、爆発や衝撃波などの事例を表しています。